2016-2025年のSteamゲーム10万本を分析した結果

初めに

ゲームをSteamでリリースする場合,価格設定やタイトルの決め方,企画時のジャンル等データを見てから決める方がいいことが多々あります。今回は,Steam Web APIおよびSteam Storefront APIを使用して分析を行いました

分析データの概要

項目
総ゲーム数 100,870本
分析期間 2016-2025年
ユニーク開発者数 64,950
ユニークパブリッシャー数 58,602
データ収集期間 2025年11月-12月(17日間)

ゲームリリース数

年数ごとのリリース本数です。

  • 2016年: 約1,200本
  • 2025年: 約21,667本

わずか10年で約18倍に増加しています。Steam Directの導入(2017年)により参入障壁が下がったことが大きな要因と考えられます。

価格競争の実態

価格分析では、低価格化の傾向が顕著に表れています。グラフから半数以上が5ドル以下であることがわかります

指標
無料ゲーム率 15.1%
有料ゲーム平均価格 $8.36
有料ゲーム中央値価格 $4.99

以下が価格分布詳細です

  • フルプライス($59.99)で成功しているのは大手タイトルのみ
  • インディーゲームの多くは$5-$20の価格帯
  • 無料+課金モデル(F2P)も15%を占める

タグの分布について

ジャンル分析では、Indieタグが圧倒的です。

順位 ジャンル 割合
1 Indie 72%
2 Action 49%
3 Casual 37%
4 Adventure 32%
5 Simulation 19%

またジャンプ別の価格は以下です

自己パブリッシュ率についても確認してみます。

レビュー数分布

86,065本(85.3%)のゲームがレビュー100件未満

つまり、Steamにリリースされたゲームの大多数は、ほとんど注目を集められていないのです。

※ Steam APIはレビュー数100件未満のゲームにはレビューデータを返さないため、この数字には実際の0件〜100件程度のゲームが含まれます。

ゲーム機能の傾向

Steam機能への対応状況を見ると:

  • シングルプレイヤー: 最も多い
  • Steam実績: 多くのゲームが対応
  • コントローラーサポート: 増加傾向
  • マルチプレイヤー: 全体の約20%